調子よし。6時〜14時まで。しかし、これ以上時間帯がずれこむとまた分断をまねくことになるので要注意。
先月末、
"Born to Win vol.13"@後楽園ホール
というひじょうにしびれるなまえのボクシングの試合をみにいく。さいきんの亀田興毅の活躍でにわかにボクシング界にも活気がわいてきたが、そんなながれとはまったく無関係に、ともだちがプロデビューをはたすというただそれだけの理由で、チケットを安くゆずってもらい(10000万円→3000円)、応援しにいった。
結果は判定負けだったが(というかこの日おこなわれた10数試合のうち、KOで勝負がきまったのはわずか1、2試合)、はじめの一歩のマシバさんばりのフリッカースタイルでじぶんよりも7、8cm身長のたかい相手にいどむ姿は、喰うか喰われるかの限界状況にたたされた人間のみがみせることのできる剥きだしの生命の力強さをかんじさせた。今後の活躍に期待したい。
この日はメインイベントをのぞけばほとんどがデビュー戦で(そういうものなのかしら)、新人ボクサーの大安売りといったかんをていしていた。が、新人とはいえど、やはりプロライセンスを取得した、正真正銘のプロボクサーたちの殴りあいなので、肉と肉とがぶつかりあう獰猛さをみせつつもぜんたいとしてはスポーツとしての体裁をたもっていることが不思議であった。1試合ぐらいはボクシングではなくケンカになるのかな、などと不謹慎な期待をしていたもので。
また、本来の目的からみればあくまでもトリビアルな出来事にすぎないのだが、会場で「将棋まるごと90分」の司会者でおなじみの山田史生さんをみかけた。酔いも手伝って、ふだんなら絶対にできないことだが、山田さんにはなしかけてみたところ、いつもテレビでみせるどこかひとをくったような表情とはうってかわって、にこやかに応対してくれた。なんでも相方である児玉多恵子さんとまちあわせているところらしく、そわそわしていたので、「これからも頑張ってください」というようなわけのわからない挨拶をしてそそくさとその場をたちさってしまったのだが、どうせならずうずうしく一緒に児玉さんをまって、ミーハー精神まるだしにして写メールでもとってくればよかった、とすこし後悔した。